フォワード・アパレル・カンパニー(旧兼松繊維)は、同社が手掛けるアメリカのクライミングウエアブランド「ロックス(ROKX)」と「サージュデクレ(SAGE DE CRET)」がコラボレートしたパンツを2015-16年秋冬コレクションで発売する。「ロックス」は、ロサンゼルス出身のクライマー、マイク・グラハムが2000年に設立。フォワード・アパレル・トレーディングは、グローバル アウトドア プロダクツとのライセンス契約により12年から手掛けている。「サージュデクレ」は、千田仁寿ディレクターが01年にスタート。パリやニューヨークの合同展示会に参加し、販売網は国内外50店舗に広がっている。「ロックス」は、「ワイズ」やアメリカのアニメ作品「ピーナッツ」などとコラボ・アイテムを販売し、売上高はこの1年で1.5倍に伸びている。
森信啓太フォワード・アパレル・トレーディング ファッションアパレル本部ジェネラル マネジャーは、「ボトム中心のブランドだが、今後トップスを強化してトータルコーディネートできるブランドを目指し、ターゲットをファミリー層まで拡大していきたい。今年の売り上げも2倍にできる手ごたえを感じている」と話した。