三陽商会は、百貨店で販売する「マッキントッシュ フィロソフィー」から派生したファッションビル向け新業態「エディンバラガーデン マッキントッシュ フィロソフィー」の出店を来春開始する。20〜30代の男女を対象にした複合カジュアルショップで、オリジナルのウエアを中心に服飾雑貨や生活雑貨を充実。価格も値ごろに設定し、同社の主力である百貨店以外の販路を開拓する。来春、関西の商業施設に2店を開く。これを含めて初年度に4〜5店を開き、早期に20店の体制を作る。将来は直営路面店の開設も計画する。
「エディンバラガーデン」は130�uの標準店舗面積にウィメンズ7割、メンズ3割で構成する。商品は同業態オリジナルが6割、既存の「マッキントッシュ フィロソフィー」が2割、バイイングが2割。オリジナルの価格は既存の「マッキントッシュ フィロソフィー」の7掛けに抑えており、アウター1万6000〜3万円、トップス4500〜1万8000円、ボトムス1万〜1万8000円に設定した。雑貨の店頭構成比は半分に達しており、バッグ、シューズ、傘、キャンドル、タオル、文具などを揃える。既存の「マッキントッシュ フィロソフィー」がオンのビジネス寄りなのに対し、新業態はオフの英国風のライフスタイルを提案する。