ワコールは4月1〜7日まで、日本橋三越本店本館1階中央ホールで「天女と巡る日本の美意識〜ワコールの場合」展を開催する。これは「三越伊勢丹大誕生祭」の一環で、同百貨店のシンボルである今年55年を迎える「天女像」にちなんだものだ。
ワコールと天女にまつわるアルファベットのキーワード別に、ワコールのルーツや物づくりに関するイメージやアイテムを紹介する。母から娘へ受け継がれたワコールのスリップや20世紀初頭のコルセット、歴代広告イメージなど日本の女性の美を育んできたワコールの歩みが分かるような展示だ。また、展示とともに現代詩人の覚和歌子が天女をテーマに読んだオリジナルの詩を発表。エントランスには「天女の羽衣」という世界で最軽量の素材で作ったランジェリーをまとった現代の天女像3体を設置し、ワコールが提案する現在の天女像を表現している。会期中にはオリジナルメニューのカフェも併設。本館3階のインティメイサロンでは、ワコールによるセミナーや特別採寸会を行う。