ペプシコーラを製造販売する米ペプシが、ニコラ・フォルミケッティ主導のデザイン・キャンペーン「Live For Now」をスタートする。4月15日?5月13日の期間中、ペプシコーラのパッケージ・デザインを専用サイトで公募。選考を経て優勝者には、ペプシのデザインチームとして働く権利が与えられる。
選考にはニコラやマウロ・ポリチーニ=ペプシコ副社長兼最高デザイン責任者に加え、 デザイナーのマルセロ・ブロンやラポ・エルカン「イタリア インディペンデント」創業者兼会長、プロダクト・デザイナーのカリム・ラシッド、フランカ・ソッツァーニ伊「ヴォーグ」編集長ら豪華メンバーが名を連ねる。アンバサダーに就任したニコラは、公募に先がけて自身のインスタグラムに「ニコパンダ」を描いた作品を披露している。
同キャンペーンはペプシが手掛けるキャンペーン「ペプシ・チャレンジ」の一環だ。他にも音楽やスポーツ、アート、テクノロジーなど各分野でさまざまなチャレンジを行うという。また、期間中SNSで#PEPSICHALLENGEのハッシュタグ投稿をすることで、ペプシがLiter of Light(電気のない地域へ光を届ける慈善団体)へ投稿ごとに1ドルを寄付する予定だ。
ペプシは同時期、若手アーティストをサポートする「プロジェクト・コバルト」を発足し、アートやファッションに注力する。4月15日、若手ファッションデザイナーとタッグを組んでコレクションを制作、特設ECサイトで販売する「プロジェクト・コバルト・スタイル」をスタートした。今後も6カ月ごとにメンバーを代えながら年2回の発表を予定している。