ドリス・ヴァン・ノッテンは6月26日、フランス文化省による名誉ある芸術文化勲章の"オフィシエ"を受勲した。フランスを代表し、パリのアラブ世界研究所の所長であるジャック・ラング(Jack Lang)から授与された。受勲式は、同研究所の建物のルーフトップでディナー形式で行われ、ドリス・ヴァン・ノッテンの親しい友人やファミリーたちが集まった。ドリスは「私が初めてコレクションを発表しにパリに来たとき、まさかこのような名誉を受けることになるは想像もできませんでした。そしてこの名誉を授かった今、これまでの私の長い旅のさまざまな場面において、私と共に歩んできてくださったすべての人たちとこの素晴らしき瞬間を祝えることを、心より幸せに思います」とコメントした。
ドリス・ヴァン・ノッテンは1958年ベルギー・アントワープ生まれ。91年からメンズ、93年からウィメンズをパリ・コレクションで発表している。