アッシュ・ぺー・フランスは5日、ルミネエスト地下2階のコンセプトショップ、デスティネーション トーキョーをリニューアルオープンする。2004年のオープン以来初の改装で、店内に多用していた仕切りガラスを取り除き、天井を高くすることで開放感のある内装に仕上げた。入り口部分に設けたガラス張りのスペースには、写真や絵画、立体などのアート作品を展示し、ライブペインティングをはじめとしたイベント企画も行
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坂本勝樹アッシュ・ぺー・フランス原宿プロジェクト本部長は「リニューアル後のコンセプトは『新宿蚤の市』。多くの人が集い、新たなアイデアを生む交流の場にしたい」と語る。取り扱うブランドはリニューアル前とほぼ同じだが、同社が取り扱い続けてきたフランスのテーブルウエアブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(ASTIER DE VILLATTE)」のコーナーを増設した他、ニューヨークの「ベロックティー(BELLOCQ TEA)」の紅茶の取り扱いを始めるなど、ライフスタイルに寄り添うアイテムを拡充している。ウエアでは、スペイン発のブランドで、同社が独占輸入販売権を保有する「デ・デュエ(D-DUE)」や太田雅貴による「オータ(OHTA)」を特に打ち出す。「ウエアでもキッチンウエアでも、使い込むごとに味が出て、世界に一つしかないものになっていく過程を楽しめるものをセレクトし続けてきた。その前提を維持したまま、より心地良く感じられるものの品ぞろえや、落ち着ける店作りを心掛けた」と坂本本部長。
デスティネーション トーキョーは、ウエアやジュエリー、アートがそろう、アッシュ・ぺー・フランスのコンセプトショップとして運営している。