アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)は9月18~23日、神南店1階で吉田量と宮城秀貴とコラボしたポップアップショップ「AND THE BEAT GOES ON」をオープン。2015年秋冬のコンセプトである「都会的で洗練されたミリタリーアイテムをベースに、70年代のフォークロアの要素を加えたスタイル」を体現したショップになっている。同コンセプトの下、ミリタリーやフォークロア、ナバホ、ビンテージといったキーワードに合ったアイテムをセレクトし、スエードのフリンジブーツやスニーカー、シルバーアクセサリー、デニム、カウボーイハットなどの商品が店内に並ぶ。
同ポップアップショップは宮城秀貴「ミソグラフィー(MYTHOGRAPHY)」デザイナーとアメリカンビンテージショップ「ザ・ファビュラス・サウンズ・アウトフィッターズ(THE FABULOUS SOUNDS OUTFITTERS)」代表で、スタイリストやフォトグラファーとしても活躍中の吉田量のコラボで実現した。2人はかつて同じ駅ビルで隣合わせの店舗で販売員をしていた経験があり、昔からの付き合いだという。店内には吉田量が独自のルートで仕入れたビンテージのカウボーイハットやフリンジ付きジャケット、シルバーアクセサリーなどを集積。また、宮城秀貴が洋服をそのまま靴としてリメイクした限定シューズやリメイクデニムなど、一点モノも多く並ぶ。吉田量は同店について「トレンドを押さえつつ、 "ビンテージ"という枠にとらわれすぎずに欲しいものを開拓できる店を意識した」と語った。
また、注目はイメージビジュアルに村上淳を起用したことだ。フォトグラファーは阿部祐介で、2人はベルリン国際映画祭でも会っている。村上淳は「同じ趣味性を持った人たちがこうやって集まって何か動きを起こそうとしている。商品だけでなく、音楽まで含めて細部に至るまでこだわっているし、センスがいい。上手くいって欲しいし、広がって欲しい。この世代が頑張ればさらに下の世代が成長すると思う」と語った。また、店内のアイテムについてはトータルでも、セレクトしても着れるものがそろっていると加えた。
なお、同ポップアップショップはアーバンリサーチ堀江店でも9月26日?10月4日に開催予定だ。