織田ファッション専門学校は、ビッグジョンと産学連携プロジェクトを実施し、デニムアイテムを制作した。織田ファッション専門学校は、デニムメーカーのカイハラから素材提供を受け、豊和が加工、学生が企画・制作した商品をカラビナクリエイションのショップ「ミント ミント ミント」で販売する産学コラボレーションを10年間継続し、今回ビッグジョンとのプロジェクトに発展した。学生たちは、4月のビッグジョン商品のリサーチから始め、学生たちが考える「ビッグジョン」アイテムをテーマにデザイン画を作成。その中から選ばれた優秀作4点のサンプルが制作され、ビッグジョンの展示会に続き、11月19・20日、織田ファッション専門学校の展示会で発表された。
参加した平川将太郎ファッションデザイン科2年は作品について、「リサーチしたビッグジョンは、シンプルだが質感にこだわったモノ作りが印象に残った。そこで、ステッチ、パッチワークで表面感を出し、新しさを表現した」と説明。今年、創業75周年を迎えたビッグジョンの村松雄治・執行役員営業推進部長は、「若者の感度とセンスは新鮮で、とても面白かった。1回目としては成功だったと思う。次回のコラボはレベルアップし、"作品"ではなく、"商品"としてビジネス化したい」と話した。