ファッション

瀧定大阪がフェイクトーキョーと協業で新ブランドをスタート

 瀧定大阪は3月23日、2016-17年秋冬に新たにスタートするデザイナーズブランド「ドナ メイベル(DONNAH MABEL)」のインスタレーションを行い、業界関係者に初お披露目した。

 フェイク トーキョー(FAKE TOKYO)との協業でスタートする同ブランドのデザイナーには、「フセイン チャラヤン」などで経験を積み、現在フェイク ショウルームでPRなどを担当する、28歳のキタハラ・ミユキが就任した。

 力強くエレガントな女性イメージしたコレクションは、ミリタリーをベースにプリーツやスタッズのようにくるみボタンを配したロングワンピースやニットトップスなど。後半には、ペールトーンのピンクやホワイトなどを基調に、ポケットを多用したスカートやハーネスを付けたトップスなど、全30型が登場した。価格帯は、ジャケットで約10万円。

 瀧定大阪は昨年2月、ブランドマーケティング部を新設し、「現在準備段階のモノも含め、5ブランドほどを自社で手掛けていきたい。『ドナ メイベル』の初年度の売り上げ目標は、多くて3000万円程度。まずは、ブランドを大きくすることよりも、クリエイションなどのソフト面をフェイク トーキョー、生産などのハード面を自社で担い、コレクションブランドとしてのイメージを確立していきたい」と瀧直人・瀧定大阪ブランドマーケティング開発部部長。現在、卸先は百貨店やセレクトを想定しており、展示会で反応を見る予定だ。

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