「ナイキ(NIKE)」は6月29日、東京の駒沢オリンピック公園陸上競技場で、ランニングシューズ"ナイキ ルナエピック フライニット"シリーズの新作発表とトライアルセッションを行った。発表会では元陸上競技選手の為末大が司会を務め、ゲストにリオデジャネイロ五輪の男子1万メートル、5000メートル日本代表の大迫傑選手、青山学院大学陸上部の藤森安奈選手、東洋大学陸上部の服部弾馬(はずま)選手が登場し、"ナイキ ルナエピック フライニット"についてなどを語った。
大迫選手はシューズについて「スパイクのようにフィット感に優れていて、体重移動がスムーズに行える。トレーニングやウォームアップ時などの他に、遠征時にはデニムやスエットに履いたりもする」と語り、服部選手も「ミッドカットは他のランニングシューズと違うし、カラーリングも私服に合わせたいぐらいかっこいい」と続けた。
3月から販売しているミッドカット(2万円)のタイプに加え、6月30日にローカットモデル(1万8000円)を発売する。"ナイキ ルナエピック フライニット"は、軽量で通気性に優れたフライニットアッパーを使用し、ミッドソール側面やアウトソールにレーザーで切り込みを入れることでスムーズな体重移動が行えるのが特徴で、それらの機能をローカットモデルも踏襲する。藤森選手は「ミッドカットは最初違和感があるのかなと思ったが、実際はどこまでも走れそうなぐらい履き心地が良かった。ローカットもかわいいので、日によって使い分けたい」と話した。