米国から使い古されたキャンピングトレーラーを船で搬入し、表参道の商業施設「ジャイル」の3階に配した「visvim(ビズビム)」は、コンセプトショップ「F.I.L. INDIGO CAMPING TRAILER」を12日にオープンする。ユーズド感のある什器も米国から取り寄せたほか、1960年代のヴィンテージファブリックを店内に並べている。本藍や柿渋、泥染などを採用したトップス&ボトムスが提案されており、今後も天然染色にこだわった商品が増えるという。
本藍のジーンズは9万円台、ヴィンテージのバンダナを使った中綿シャツブルゾンを14万円台で販売するなど、手間をかけたクチュール的なメンズコレクションが特徴になっている。同ブランドの直営店「F.I.L.」と差別化した商品を製作・販売し、ヴィンテージや天然染色を軸としたコンセプトでアイテムを構成していく。同店舗を象徴するキャンピングトレーラーは、53年製の移動けん引式トレーラー。室内のインテリアも、米国の古き良き時代を感じさせる仕上がりだ。