1月21日〜25日まで、スイス・ジュネーブで開催中の国際時計見本市SIHH(ジュネーブ・サロン)から各ブランドの新作を速報する。
毎年、革新的なデザインとコンプリケーションで話題を集める「リシャール・ミル」の新作「RM56-01 サファイヤ」は、ベゼル、ミドルケース、裏蓋までケース全面を透明なサファイヤクリスタルで製作。ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つサファイヤをモダンなシェイプに削り出し、スチールの8倍という耐摩耗性を誇る。表面には無反射コーティングが施されている。
ムーブメントは手巻きトゥールビヨンのRM56-01を搭載。リューズや地板も同じくサファイヤクリスタル製で、時計全体の可視度を高めている。ストラップは独自に開発したアエロスペースナノを使用。製作には1本あたり1000時間以上を要するため、年間生産はわずか5本。ちなみに価格は1億6000万円の予定。