東京ファッション・ウィークのメインとなるイベント「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」(以下、MBFWT)には、計45ブランドが参加した。MBFWTの会期外でショーを行なったブランドを含めると約60ブランドが最新アイテムを披露しているが、「WWD JAPAN.com」では、コレクションページで掲載し、反響の大きかったブランドをピックアップ。人気メンズブランドが1、2位になったほか、セレクトショップで好調な販売状況になっている「ハイク」がランクインしている。
1位の「ミスター・ジェントルマン」は、トラッドやミリタリーテイスト、さらに素材のミックス感を楽しむコレクションで人気を集めた格好だ。さらに、ストリートのトレンドも盛り込まれ、多くの男性が当サイトをチェックしている。一方、ミニマルなコレクションに定評のある「ラッド ミュージシャン」が2位となり、人気を二分した。ファッションショーを行なっていない「ハイク」「ジーヴィージーヴィー」が上位に入ったのは、ブランドの注目度や人気の表れといえる。ミリタリーウエアを突き詰め、クリーンで都会的に仕上げた「ハイク」と、ファンタジーの中にも毒気のあるクリエイションになった「ジーヴィージーヴィー」の販売動向にも注目したい。また、両ブランドは毎シーズン、多くのページビューを獲得している。
そのほかでは、メンズウエアを披露した「クリスチャン ダダ」が5位に入った。同ブランドはパリ・メンズ・コレクションへの参加を表明しており、東京でのショーはラストになる可能性が高い。こうした要因を踏まえ、注目度が高まった模様だ。ファッションショーを行なったブランドでは、メンズが強く、ショーを行なっていないブランドではウィメンズが上位に食い込んでいる。
1位 ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)
REPORT LOOK
2位 ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)
REPORT LOOK
3位 トリコ コム デ ギャルソン(TRICOT COMME DES GARCONS)
REPORT LOOK
5位 クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)
REPORT LOOK
7位 ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)
REPORT LOOK
8位 ファセッタズム(FACETASM)
REPORT LOOK
9位 ビューティフル ピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)
REPORT LOOK
*本データは、「WWD JAPAN.com」のCOLLECTIONページにて掲載したブランドを対象にしています。
【関連記事】
■2014-15年秋冬パリ アクセス数ランキングBEST10&トレンド解説
■2014-15年秋冬ミラノ アクセス数ランキングBEST10&トレンド解説
■2014-15年秋冬ロンドン アクセス数ランキングBEST10&トレンド解説
■2014-15年秋冬ニューヨーク アクセス数ランキングBEST10&トレンド解説