三陽商会は9月8日まで、新ブランド「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」の期間限定店を三越日本橋本店の本館1階中央ホールにオープンしている。初日の2日にはオープニングセレモニーを開催し、杉浦昌彦・三陽商会社長や中陽次・三越日本橋本店店長らが登壇した。
127.5平方メートルの売り場では、メンズとウィメンズの秋冬商品をフルラインアップする他、1945年製の英国陸軍バイカーズコートや80年製の英国国鉄支給コートなどの "マッキントッシュ クロス"が使用された「マッキントッシュ」のアーカイブコートを展示する。コートの縫製の手順を撮影したパネル、ボタンやラベル、裁断ハサミなどのパーツ・備品を設置し、ブランドの世界観を伝える。
中店長は「『マッキントッシュ ロンドン』は日本のプレタの代表的なブランドと胸を張って言えるブランドで、日本の気候にぴったりな素材感とクオリティーを兼ね備えている。『バーバリー ロンドン』はコートが中心だったが、『マッキントッシュ ロンドン』は春夏秋冬でさまざまなアイテムがそろっていており、多くのファンを作っていけるだろう」と話した。
「マッキントッシュ ロンドン」は八木通商傘下、英マッキントッシュ社のライセンスブランド。6月末で契約が終了した「バーバリー ロンドン」から切り替えて、10月までに263の売り場をオープンする。杉浦社長は、「7月から今日までに229店舗を出店したが、順調に予算を達成している」と手ごたえを語った。
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