デビューから4シーズン目を迎えた、倉科翔が手掛けるブランド「ショウ クラシナ(SHO KURASHINA)」。グリーンやオレンジのレースを使ったジャケットやAラインのスカート、幾何学柄のニットウエアなどが特徴だ。ブロードシャツやショートパンツはメンズライクなディテールで、ニットウエアとスタイリングするとエレガントなイメージになる。素材はオリジナルで製作。生産も日本国内で対応し、デザイナー本人の目が届く範囲でクリエイションを行なっている。デザイナーの倉科翔は、杉野服飾大学で近代デザイン史を専攻。同校を卒業後、デザイナーズブランドやアパレル企業に就職せず、「ショウ クラシナ」をスタートさせている。独学でビジネスを推進し、現在はセレクトショップを中心に販路を開拓している。