昭和飛行機工業は3月13日、東京都昭島市にアウトドアに特化した複合商業施設「モリパークアウトドアヴィレッジ(MORIPARK Outdoor Village)」を開業する。同施設は、アウトドアの魅力を体感できる屋外型の複合商業施設。
約2万1000平方メートルの敷地には、全7棟の施設を建設する。「キャラバン(CARAVAN)」や「コールマン(COLEMAN)」「コロンビア(COLUMBIA)」などのアウトドアショップが出店予定。「スノーピーク(SNOWPEAK)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」はアウトドアウエアのほか飲食の提供、さらにクライミングジムとヨガスタジオなど全16店舗をそろえる。そのほか、国際大会の開催も可能なクライミングウォールや、イベント広場、約200メートルのミニトレッキングコース、ミニキャンプ場、カヌー試乗もできる池を併設している。
同地は、かつて昭和飛行機工業の工場があった敷地の一部。広報担当者は「不動産開発を進めるにあたり、ライフスタイルにこだわりを持つ人に向けて『こと』『もの』の発信を目指した。その第1弾が『モリパークアウトドアヴィレッジ』。東京のトレッキングエリアである奥多摩への玄関口としての立地を生かし、アウトドアを体感・体験できる商業施設をつくった」とコメントしている。