ファッション

【東コレ】「ヨシオ クボ」は繊細さを秘めたNYギャング?!

 「ヨシオ クボ」が17日、国立競技場でコレクションを発表した。「テキスタイルに特化したブランドになりたい」と久保嘉男デザイナーが語るように、今季もさまざまなパターンをミックスした、遊び心満載のコレクションだ。特にペイズリー柄を多用しており、チェーンモチーフで描いたペイズリー柄と星柄を組み合わせたシルクのスカーフプリントを、シャツやショーツに落とし込んだ。さらにギラギラと輝くメダルネックレスとキャップを合わせ、さながらギャングのよう。素材はシルクのほか、ハリとすけ感のある極薄のナイロンや、繊細なレースを重ね合わせたり裾のディテールで見せたり。フェミニンで繊細な要素を取り入れ、バランスをとった。モデルはピエロのメイクやエルヴィス・プレスリーのようなヘアスタイルで登場するなど、ユーモアたっぷりの演出だ。「皆が楽しめるコレクションにしたかった。裏テーマは、自分が最も音楽とファッションの影響を受けた1994年のNY。様々な人種が混ざり合う街を表現した」と久保デザイナー。

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