日本橋三越本店は2月6日から18日まで、「生誕100周年記念 中原淳一展」を開催する。昭和初期に活躍した中原淳一(1913〜1983)は、雑誌「それいゆ」「ひまわり」を創刊した編集者であり、同時にイラストレーター、ファッションデザイナー、人形作家、プロデューサーなどとして活躍し、日本の女性誌の礎を築いたことで知られる。作品を通じて一貫して伝えた「美しく生きる」ための指針は、当時の女性たちのみならず、多くのアーティストに影響を与えた。
展覧会では、雑誌の表紙絵や挿絵、スタイル画などの原画、人形、付録など、約400点を展示する。また、同展を記念して、デザイナーの丸山敬太が中原淳一のイラスト“七人のお姫様”のドレスを再現・制作し、展示する。