森美術館は4月26日から9月1日まで、六本木ヒルズ・森美術館10周年を記念して「LOVE展:アートにみる愛のかたち」を開催する。森美術館は2003年、「幸福」をテーマに開館記念展「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」を開催。10周年を記念する同展は、幸福に続く普遍的なテーマ「愛」に注目する。
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同展は「愛って何?」「恋するふたり」「愛を失うとき」「家族と愛」「広がる愛」の5つのセクションで構成し、時代や地域を超えて選ばれた美術史に残る名作、意欲的な新作を含む約200点を通して「愛」を考察する。ジェフ・クーンズやデミアン・ハースト、トレイシー・エミン、ソフィ・カル、ジャン・シャオガンなど現代美術界のスターたちの作品から、ジョン・コンスタブル、ジョン・エヴァレット・ミレイ、フランシス・ピカビア、ルネ・マグリット、フリーダ・カーロなどの名画が勢揃い。さらに、フリーダ・カーロの「私の祖父母、両親、そして私(家系図)」、フランシス・ピカビアの「恋人のポートレイト」、ロバート・インディアナの「ラブ」は本邦初公開。草間彌生の新作インスタレーション「愛が叫んでいる」やボーカロイドの歌姫、初音ミクが登場したりと、見どころ満載の展示だ。