フォトグラファーとして活動15周年を迎えたレスリー・キー(Leslie Kee)が、世界中のさまざまな国籍や人種、職業、親子、恋人、友人などの「愛」を表現した写真集「SUPER LOVE」を発表した。発表を記念して、12月1日(日)まで、渋谷パルコ・パート3で写真展「SUPER LESLIE KEE 15 TH ANNIVERSARY PHOTO EXIBITION」を開催している。
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「SUPER LOVE」は、レスリーのクリエイションの原点である「ファッション」「ヌード」「ポートレート」の要素をすべて含んだ作品。モデルを務めるのは、ボクサーの亀田興毅 大毅 和毅の3兄弟や、壇蜜、エグザイルのNAOTOとNAOKI、玉置浩二・青田典子夫妻といった有名人から、無名の一般人まで500人。親子や同僚、恋人などが素肌に一枚のスカーフをまとうシンプルなビジュアルにより、人間の愛情を描写している。アートディレクションはレスリー・キーと写真集「SUPERシリーズ」を共に手がけてきた千原徹也氏が担当した。
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スカーフは、「エルメス」と「コム デ ギャルソン」のコラボレーションによって誕生した「コム デ カレ」はレスリーとともに多くの仕事を残してきた、故・山室一幸(WWDジャパン元編集長)氏から「このスカーフだけは絶対に買っておくべきだ。君にとってとても重要なスカーフとなるはずだ」とすすめられて購入したものだという。「写真集では、被写体が放つ"愛"だけでなく、山室さんへの愛も表現した」とレスリーは言う。
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写真展では、写真集を販売するほかアーカイブも展示。さらに、松任谷由実のCDジャケットで使用された森本千絵とのアートピースや、イギリスのアート集団「ヒプノシス」のメンバーだったスチーム・ノーガンとピーター・クルソンとコラボした限定ART BOX「YUMING FANTASY」、自身がアートワークを手がけたN.E.R.D.のCDジャケットなど、レスリーが関わった作品が並ぶ。「ヨウジヤマモト」2014年春夏イメージビジュアルの世界初公開や、トーキョー カルチャート by ビームスとのコラボTシャツの販売なども行われ、レスリー・キーの世界観をトータルで楽しめる展覧会となっている。
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