オール・ピスト東京実行委員会は6月7〜22日までの間、新たな手法で映像とアイデア、才能を提案する国際映像祭「オール・ピスト東京2014」を開催する。第4回となる今年のテーマは「ディスカバリー」。新世代女性作家を始め、日本の若手作家、ブラジルの映像作品を紹介する特別プログラムを企画する。上映するのは、金井勝やゴードン・マッタ=クラーク、ギー・ドゥボールなど、国内外の映像作家が手掛けた36作品。会期中にイベントやパーティを予定し、DJプレイやインスタレーションを実施する。会場は、アンスティチュ・フランセ日本-東京 飯田橋、アップリンク渋谷、ベリー中目黒、ミサコ&ローゼン大塚の4ヵ所で行なう。
「オール・ピスト」は、2006年にスタートしたフランスの美術館「ポンピドゥー・センター・パリ」が主催する国際映像祭。11年に日本版として「オール・ピスト東京」を初開催した。前衛性を基準に作品を選考し、世界中のアーティストが手掛けたさまざまな作品を上映している。
■オール・ピスト東京
日程:6月7日(土)〜22日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ日本-東京 飯田橋、アップリンク渋谷、ベリー中目黒、ミサコ&ローゼン大塚
<参加アーティスト>
日本:金井勝、杉原まり子、竹内均、UMMMI、山本政志
フランス:ギィ・ドゥボール、マリー・ロオジェ、シャンティ・マスード、
イザベル・プリム、キャロル・ルソプロス、エレナ・ヴィラヴィッチ
イタリア:ユーリ・アンカラーニ
アメリカ:ジョナサン・カウエット、ゴードン・マッタ=クラーク、ステファニー・スプレイ&パチョ・ヴェレス
ブラジル:カオ・ギマランイス、グート・パレンテ、マルセロ・ペドロソ
スペイン:ペドロ・コリャンテス
台湾:ウェイ=ミン・ホー
中国:リー・ラン、チェン・チョウ
オーストラリア:バーデン・ペイルソープ
インド:テジャル・シャー
タイ:ブーンスィ・タントロンシン