ファッション

夢が広がる「ザラホーム」の2016年春夏コレクション シーズンテーマは「ジプセット」や「ベルサイユ」など

 「ザラホーム(ZARA HOME)」はインディテックス傘下「ザラ」のグループブランドとして2003年に登場した。ベッドリネンやテーブルウエアなどのホームデコレーションをメーンに、ビーチウエアやルームウエアを現在約70カ国(オンライン含む)、500店舗以上で販売している。日本には13年4月に上陸。第一号店としてグランフロント大阪店、ららぽーと横浜店が同時オープンした。翌年4月には青山店を出店。現在国内では16店舗を運営している。各店舗週2回新作が入荷し、さまざまなライフスタイルに合う、ファッション感覚で選ぶホームデコレーションを提案している。

 「ザラホーム」の16年春夏のシーズンテーマは4つ。考古学者の趣味の部屋からインスパイアされた「好奇心の部屋」はブルーとホワイトをベースにした涼しげなコレクションで、アンモナイトやサンゴ、蝶の標本などのモチーフが取り入れられている。ベルサイユ宮殿の庭園をイメージした「ベルサイユ」はエレガントでフェミンなデザインが特徴。マリー・アントワネットが愛した離宮プチトリアノンからインスパイアされた小花、クローバーなどのプリントや刺しゅうがほどこされたアイテムがそろう。1920〜30年マイアミビーチの開発時の建造物からヒントを得た「マイアミビーチ」は、ネオンカラーと水彩画タッチのカラーミックスが特徴。エキゾチックなアニマル柄や海洋生物のモチーフを随所に施している。ジプシーとジェットセットを掛け合わせた造語「ジプセット」がテーマのコレクションでは、洗練されたエキゾチックスタイルを提案。ペイズリー柄をはじめ、エレファントやモンキーのモチーフがオリエンタルなムードを高めている。各テーマに合わせて調合された香りとパッケージがギフトにぴったりなフレグランスも登場。ベーシックの6種の香りに加え、新たに12の香りが登場した。

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