銀座6丁目・並木通りで朝日新聞社が開発する「(仮称)銀座朝日ビル」に、日本初進出の最新高級ホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」が開業することが決定した。2018年初頭の開業を目指す。同ホテルブランドは、ハイアットの最新ライフスタイルホテルブランドとして15年1月に誕生し、現在アメリカのシカゴとマイアミの2カ所で営業している。今後はニューヨークやパリなどの世界の主要都市にも開業する計画が進行中だ。銀座のインテリアデザインは、日本を拠点に海外でも注目の赤尾洋平氏率いるストリックランドが手掛ける。
「(仮称)銀座朝日ビル」は地上12階建ての複合ビルで、17年10月に竣工予定。ホテルは3〜12階のフロアに入り、164の客室、テラス席を設けたダイニング&バー、小規模イベントスペースを設ける。同ビルは朝日新聞社が所有し、子会社の朝日ビルディングに一括して賃貸し、朝日ビルディングがホテル部分をオリックス不動産が組成する特別目的会社(SPC)に転貸、SPCとハイアットがホテル運営受委託契約を締結し、ホテルを運営する。現在のところ、同ビルの1、2階に入居するテナントは未定で、朝日新聞社が選定を行っている。ビル建て替え前には「サンモトヤマ」が入居しており、今回も入ることが有力視されている。