才能あふれる映画製作者のためにルイ・ヴィトンが主催する映像コンテスト「第2回ジャーニーズ・アワーズ」の審査委員賞に輝いたのは、日本人の眞壁幸紀氏だった。同コンテストは11月のルイ・ヴィトンローマ・エトワールメゾンのオープニングに併せて開催されたもので、ルカ・グァダニーノ監督協力のもと、次世代を担う映画製作者たちから、「出逢い」をテーマにしたショートフィルムを公募。40ヵ国以上から250作品の応募があり、入賞候補作10点をジャーニーズ・アワーズのウェブサイトやYouTubeで公開した。
受賞作である「The Sun and The Moon」(写真)は皆既日食と特別な出逢いの回想を表現した約3分のショートフィルム。「世界中の人が見ることを意識して、子ども同士の友情なら通じるのではないかと考えた」と12月6日にルイ・ヴィトン表参道ビルで行なわれた懇親会で眞壁氏。ほかに、アレクシス・ウィリス「シェア」(オーストラリア)が一般投票賞、ジョーダン・シーレ「プランク」(アメリカ)が特別賞に選ばれた。受賞者には2万5000ドル(約210万円)が贈られた。