1970年代のヒッピー文化を描いたサスペンス映画「インヒアレント・ヴァイス(Inherent Vice)」が4月18日から、ヒューマントラストシネマ渋谷などで上映される。ストーリーは、1970年代の米ロサンゼルスが舞台。ホアキン・フェニックス演じる主役のヒッピー探偵のドックが、以前付き合っていた女性のシャスタ(キャサリン・ウォーターストン)から調査依頼を受けて、思わぬ陰謀に巻き込まれていくコメディータッチのサスペンスだ。
衣装は、2015年春夏のトレンドのキーワードでもある、70年代のヒッピースタイルが見所だ。サイケデリックな花柄のドレスやブーツカットのデニムなどボヘミアンテイストでレトロシックなファッションが登場する。仏映画「アーティスト」でアカデミー賞の衣裳デザイン賞を受賞したマーク・ブリッジスがデザインを担当した。
原作はアメリカ人小説家のトマス・ピンチョン。監督は、トム・クルーズ主演の「マグノリア」でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソンだ。主役のフェニックスをはじめ、オーウェン・ウィルソン、 リース・ウィザースプーン、ジョシュ・ブローリンら豪華キャストが出演する。
■インヒアレント・ヴァイス
公開日:4月18日(土)
公開場所:ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほか全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画