TBSは、TBSテレビ60周年特別企画「フエルサ ブルータ(FUERZA BRUTA)」を6月29日まで赤坂サカス広場の特設テントで開催している。
「フエルサ ブルータ」は、ステージや客席を設けないエンターテイメント・イベント。最も話題となっている観客の頭上からプールが降りてくるアート的アプローチを始め、空中を駆け巡ったり、壁を突き抜けたりなど、規格外の演目で話題を集めている。演じるのは「ディーゼル(DIESEL)」や「ゲス(GUESS)」などでモデルを務めた経験を持つアルヴァロ・コロム・デ・コラルら、世界屈指のダンサーたち。
日本公演は既に4万人の来場を記録し、これまで世界25ヵ国、2500回超の上演で300万人以上を動員した。6日からは、日本オリジナルの新演出を追加するなど、何度鑑賞しても飽きがこないよう趣向を凝らしている。
ディッキー・ジェイムズ芸術監督は、「さまざまな表現手法を使った世界観やストーリーを『これだ!』という枠にはめたくない。だからこそ、さまざまな境界や文化の違いを飛び越えることができる」と言葉や台詞を使わない演出の意図について説明している。また、「集団で祝祭に参加しているような感覚」というように、観客同士が一体となった盛り上がれる演出が醍醐味だ。
日本公演のオフィシャルサポーターを務める俳優の谷原章介は、「風、水、照明、紙ふぶき。色々なものを使って360度で五感を刺激してくれ、最後にはびじょ濡れになる。僕が想像していたものよりもはるかに越えた演出力に驚きました」とコメントしている。
日程:2014年5月10日(土)?6月29日(日)
場所:赤坂サカス広場 特設テント