東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTは2014年2月28日(金)から6月15日(日)まで、企画展「コメ展」を開催する。21_21 DESIGN SIGHTディレクターでグラフィックデザイナーの佐藤卓と文化人類学者の竹村真一という異なるバックグランドを持つ二人がタッグを組み、同展をディレクション。
宮沢賢治の「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」(宮沢賢治「春と修羅・第三集」「和風は河谷いっぱいに吹く」より引用)と稲の本質について語った言葉を基に、食としてではなく日本で育まれたデザインとしてコメをフィーチャー。日本食が世界無形文化遺産に登録される一方でコメを主食とする一汁三菜の文化は次第に失われつつある中で、もう一度コメが日本文化に対してどのような役割をしてきたか、果ては稲と田んぼの地球生態系に関する役割まで語る。
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