日本橋三越本店にロボットの受付嬢がデビューする。同店7階の「Hajimarino cafe」で行われる催事「未来を遊ぶ with Toshiba」(4月22日〜5月5日)に先駆けて、20、21日の両日、本館1階の受付に東芝が開発したコミュニケーションロボット「地平アイこ」が受付嬢として立ち、食品フロアの情報や館内イベントの情報をアナウンスする。
地平アイこは、昨年誕生したヒューマノイドロボット。動作アルゴリズムによって43カ所の駆動装置で手や腕が滑らかに動き、瞬きなどの細かい表情も人間にそっくり。これまで見本市の案内係などを務めてきたが、百貨店に登場するのは初となる。
同催事は江戸時代にタイムスリップしたかのような会場で、東芝による最新技術を楽しむことができ、ゴールデンウイーク中にファミリーや孫連れのシニアの集客を見込んでいる。同店が所蔵する浮世絵「駿河町越後屋呉服店大浮絵」を素材に、300年前の日本橋を賑わいを再現したデジタルサイネージなどを展示する。