FCAジャパン(FCA JAPAN)は「フィアット(FIAT)」から10月24日、同ブランド初のスモールSUVである"フィアット500X"を発売する。これに先駆け同社は9月29日、二子玉川ライズのイッツコム スタジオ&ホールで発表会を開催した。
"フィアット500X"は2008年に日本市場に登場した"フィアット500"以来初の500ファミリーの新モデルだ。前輪駆動の"ポップスター"および"ポップスタープラス"と四輪駆動の"クロスプラス"の3モデルで、"フィアット500"および1950年代のクラシックな"500"両方のデザインが反映されている。全モデルに「オート」「スポーツ」「トラクション」3つのドライブムードセレクターを搭載。日常走行からスポーティーなドライビングを可能にするとともに、制御システムの「トラクションプラス」の起動により悪路走破性が大幅に向上している。
"クロスプラス"は、「フィアット」初の9速オートマチックトランスミッションを搭載。リアアクスル分離機能を採用することにより、四輪駆動が不要の走行状況ではエネルギーロスが低減し燃費向上に貢献する。輸入SUVモデルとしては廉価な価格で、"ポップスター"が265万円、"ポップスタープラス"が285万円、"クロスプラス"が310万円。