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グッチとスコセッシ監督の映画修復コラボ 10作目を祝してカンヌでプレミア上映

 グッチは、映画監督マーティン・スコセッシが設立したザ・フィルム・ファンデーションとともに、イタリア人監督ルキノ・ヴィスコンティによる1960年の作品「若者のすべて」のデジタル修復版を制作し、5月17日に第68回カンヌ映画祭で発表した。 同社は映画の修復・保存活動を推進するザ・フィルム・ファンデーションを2006年から支援している。グッチのサポートにより、「理由なき反抗」や「壊れゆく女」などを含む10作品の修復が実現した。

 ザ・フィルム・ファンデーションのマーティン・スコセッシ設立者兼会長は、「映画への情熱と、修復と保存の重要性を理解してくれる『グッチ』に感謝している。彼らの協力により、この10年間でミケランジェロ・アントニオーニやニコラス・レイ、ジョン・カサヴェテスといった巨匠の作品の修復・復元が実現した。そして今回も、公開当時と変わらぬパワーに満ち溢れた傑作の修復版を完成させることができた」と話した。

 プレミアには、フランソワ=アンリ・ピノー=ケリング最高経営責任者(CEO)と妻のサルマ・ハエック=ピノーをはじめ、マルコ・ビッザーリ=グッチ社長兼CEO、アレッサンドロ・ミケーレ=「グッチ」クリエイティブ・ディレクターらが勢ぞろい。ゲストには、映画のオリジナルキャストのクラウディア・カルディナーレとマックス・カルティエの2人、モナコのシャルロット・カシラギ公女やモデルのジャンヌ・ダマスも出席した。

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