【世界の百貨店ショーウインドウ 1】ニューヨークのクリスマスウインドーはフューチャリスティック

　ニューヨークでは「バーニーズ　ニューヨーク」「サックス・フィフス・アベニュー」「ブルーミングデールズ」「バーグドルフ・グッドマン」「ロード＆テイラー」「メイシーズ」のショーウィンドーをピックアップ。今年はフューチャリスティックなイメージが主流で、中にはテクノロジーを駆使したハイテクなディスプレーが見られる。

BARNEYS NEWYORK
　「バーニーズ　ニューヨーク」の近未来のマンハッタンのイメージをプロジェクターで投影。買い物客は実際ウインドー内に入り、エイのような形をしたソリを見ることができる。

Saks Fifth Avenue
　「サックス・フィフス・アベニュー」では「イエティ・ ストーリー」をベースに、イエティ（雪男）がシベリアからニューヨークのサックスの屋根まで旅する様子を3Dのビデオで投影。また、買い物客が携帯電話などで雪を作ってウインドー内へ投げ入れるというヴァーチャルな仕掛けを導入した。

Bloomingdale

　「ブルーミングデールズ」は大きなギフトボックスの中にイギリス、イタリア、フランス、中国、ニューヨークの風景を表現。

Lord & Taylor
　「ロード＆テイラー」は1920〜40年代風の服装をしたフィギュアを展示。階段の上でサンタクロースが待っているという演出のシーンを描いた。

Bergdorf Goodman
　「バーグドルフ・グッドマン」では「ホリデーズ・オン・アイス」をテーマにアメリカの9つの祝日を凍った世界で表現した。

Macy's
「メイシーズ」では、少年を主人公したストーリーをウインドーに展示。空想上の氷や宝石が輝く森での冒険や魔法、プレゼントを夢見る幸せな少年の姿を描いた。