ワールドは、不用になった衣料品を引き取る「ワールド エコロモ キャンペーン」を、9月4日から順次、全国のショッピングセンター(SC)12店舗と百貨店48店舗で実施する。
同キャンペーンは、2009年秋から"リユース、リサイクルを通じて衣料品の価値を最後まで無駄なく活かすこと"を目的に、社会貢献活動の一環として、毎シーズン継続して取り組まれてきた。11年秋冬からは、引き取った衣料品をリサイクルパートナーと連携して、衣料品として再利用を行うと共に、東日本大震災で被災された子どもたちへの支援として、福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」に3544万4446円の寄付を行ってきた。
同キャンペーンでは、福島県と宮城県への寄付は継続しつつ、これまでよりもより広く、支援を必要としている子供たちの未来のために役立てるため、新たに「あしなが育英会」「チャイルド・ケモ・ハウス」への寄付も行っていく予定。「あしなが育英会」とは、親を亡くした子供たちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体。「チャイルド・ケモ・ハウス」は、小児がん治療中の子どもたちとその家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)に配慮し、自分の家のような環境で家族が共に暮らしながら安心して化学療法を受けることができる日本初の小児がん専門治療施設。
引き取った衣料品は、SC内と百貨店内の同社ショップで一定期間利用可能な割引チケットと交換になる。