ファッション

カイハラが「旅するデニム」 ただいま瀬戸内をクルーズ中

 帆船の帆にデニムを使ったデニム帆船が、現在瀬戸内海をクルーズしている。これはデニム大手のカイハラが、大小8枚のデニム帆を張った全長16.4メートルの帆船「AMI」号で瀬戸内をクルーズするプロジェクト「旅するジーンズ」だ。7月26日にカイハラの本社のある広島県福山市の福山港を出港し、香川や和歌山を周遊した後に、8月6日に沼津港に終着する。

 8枚の帆には合計で約100平方メートルのカイハラ製のデニム生地を使っており、潮風を浴びたデニムの帆は回収して、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」でデザイナーとコラボしたジーンズや雑貨にして販売する予定だ。カイハラの貝原淳之・専務は、「デニムの産地である福山や倉敷はいずれも瀬戸内に面していて、デニムは瀬戸内で育まれた産業資源でもある。瀬戸内の潮風で生み出された独特の風合い"クルーズウオッシュ"で、デニムの背景にある歴史やストーリー、地域性を感じて欲しい」という。

横山泰明

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

デムナの「グッチ」は賛否両論? 「ジバンシィ」「トム フォード」「ドリス」も注目の2025-26年パリコレ特集 【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第8回WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表!】

3月24日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク特集をお送りします。デザイナーのシャッフル人事が続く中、今シーズンは「ジバンシィ(GIVENCHY)」がサラ・バートン(Sarah Burton)で、「トム フォード(TOM FORD)」がハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)で、そして「ドリス ヴァン ノッテン(DIRES VAN NOT…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。