クルーズが運営するファストファッションECモール「ショップリスト」が好調だ。同事業の2016年4〜6月期は、売上高が前年同期比148%の45億2300万円になった。テレビCMを始めとした積極的なプロモーションにより、前年同期比で55万人から90万人超に拡大した購入者数の増加が、売上高を大きく押し上げた。
ファストファッションECモールを掲げる「ショップリスト」は12年7月のスタート以来、急成長を続けており、15年度は4年目で年商約150億円を突破していた。
出店ブランドも当初EC専業ブランドが中心だったが、昨年からは「アズール バイ マウジー」や「ゲス」などリアル店舗を持つブランドにも広がっており、現在は431店舗が出店している。8月には、昨年5月にリリースしたアプリの累計ダウンロード数が300万を突破している。
横山泰明