ユニクロは29日、クリストフ・ルメールが手掛ける新ライン「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の明日の発売を前に、女優・モデルの佐々木希をゲストに招いた商品発表会を開いた。佐々木はカーキのニットにブラックのプリーツスカートを合わせた全身「ユニクロ ユー」スタイルで登場。「『ユニクロ アンド ルメール(UNIQLO AND LEMAIRE)』も大好きだった。このニットは、軽くて肌馴染みもいい。毎日着るものだからこそ、着心地も大事」とコメント。パーカについて「フードが2枚仕立てになっているところが完璧。この価格だと一枚のモノも多いけど、それだとフードが寝ちゃってあんまり可愛くない」と細かいところまでこだわる「ユニクロ ユー」を絶賛した。ファーストリテイリングの堺誠也・執行役員も「ルメールのミリ単位のこだわりが気に入ってもらえた。東レと生地を共同開発し着心地も追求しているので、必ず満足してもらえるはず。今後もお客さまの意見を聞きながらベーシックをもっともっと高めていきたい」と話した。
「ユニクロ ユー」は、モノトーンをベースにしたルメールらしいシックな色使いが特徴だ。2015-16年秋冬と16年春夏シーズンに展開した「ユニクロ アンド ルメール」はベストセラーとなったニットやロングコートなど、自身の名を冠したブランド「ルメール」のテイストを踏襲したイメージが強かったが、「ユニクロ ユー」は“ウルトラライトダウン”を始めとするユニクロのテイストが色濃く出たコレクションになった。11月以降のデリバリーでは、シューズなども追加される予定だ。