大丸松坂屋百貨店は10月1日、同社初のセミセルフ型ビューティーショップ「アミューズ ボーテ」を大丸京都店にオープンした。地下鉄烏丸線への連絡通路に面する地下2階の旧イベントスペースを改装。約230平方メートルの売り場に、「ディオール」「ブルガリ」といったラグジュアリー系ブランドから、「マキアージュ」「ケイト」まで90ブランドを並べる。また、大丸松坂屋初出店となる「THREE
」も誘致した。百貨店ブランドに限らず、ドラッグストアやバラエティーショップで人気のコスメやヘアサロン専売品、オーガニック系アイテムなど流通チャネルの枠を超えて商品をそろえ、既存の百貨店顧客に加え新規顧客獲得を狙う。
売り場は「アディクション」「ナーズ」「ルナソル」「ドクターシーラボ」「アユーラ」「コフレドール」「レブロン」などで構成する、女性のオンタイムに向けた“アクティブゾーン”と、「シゲタ」「ジュリーク」「ジョンマスターオーガニック」「エムアイエムシー」「デイカ」「ブラウンシュガーファースト」など、オフタイムの癒やしを提案する“リラックスゾーン”の2エリアで構成。はちみつを使ったナチュラルコスメが人気の「ベキュア ハニー」によるジュースバー「ハニーズ キッチン」も関西で初めての導入となった。中央にはメイクを自由に楽しめるセミセルフドレッサーを設置し、メイクアップアーティストによるセミナーなどを開催。エントランス付近のプロモーションスペースでは、ブランドのポップアップやフード系イベントなどの企画を週単位で打ち出す。