ビオトープ(BIOTOP)白金台店は、今シーズンから「ビズビム(VISVIM)」のウィメンズライン「WMV(ダブリューエムブイ)」の取扱いをスタートした。10月7~23日は、「ビズビム」と「WMV」の制作過程の様子を公開しながら販売する展示型のポップアップショップ「プロダクト イントロスペクション(PRODUCT INTROSPECTION)」を開設する。西陣織を用いたコート(168万円)やヴィンテージバンダナを泥染め加工したドレス(21万8000円)、ハンドソーンウェルテッド製法のブーツ(10万円前後)、着物型のジャケット(10万円前後)など、極めてプロダクト性の高いアイテムを並べる他、ユニセックスで着られるプルオーバーシャツ(3万7000円)をビオトープのイメージカラーであるグリーンで仕上げ、受注販売する。
メンズよりもトレンド性を重視する傾向の強いウィメンズファッションにおいて、「WMV」を買い付けた理由を迫村岳クリエイティブ・ディレクターは「白金台には、文化度が高く流行に左右されない芯のあるスタイルを持ったお客さまが非常に多い。高単価なアイテムでも本質的なモノの良さを理解してもらえる土壌があるので、できる限りブランドらしいクリエーションを反映したアイテムを買い付けた」と話す。白金台の自然豊かな雰囲気とブランドイメージがマッチした好評のメンズライン「ビズビム」の取扱いは、9シーズン目を迎えた。メンズ同様「WMV」も、他の買い付けブランドとの組み合わせの良さを期待する。迫村ディレクターは「今回のポップアップショップは、売り上げだけを目的にしたイベントではなく、ブランドとショップが一体となって、お客さまに新しいことを提案するためのイベント。ビオトープでは毎月、展覧会などを行っているが、来春に向けて洋服に限らず、さまざまなイベントを仕掛けていく」と意気込みを語った。