ファッション

米ギャップ、放火の憂き目で9月は売り上げ減拡大

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 ギャップグループの米国内における9月の既存店売り上げは、前年同期比3%減だった。同社は8月、ニューヨーク州内の物流センターで放火の被害に遭い、1200万着以上の洋服が被害を受けている。同社は、「放火がなければ、売り上げは前年並みを維持できる予定だった。被害を受けたのは、『ギャップ』がECで販売する商品が中心だった」と話す。業界筋は、「予想より良かった」との反応を示している。

 ブランド別でみると、「ギャップ」は同10%減。放火がなければ、5%減程度だったという。「バナナ リパブリック」は同9%減で、放火がなければ6%減だったと試算。「オールド ネイビー」は4%増で、トラブルがなければ6%増まで伸ばすことができたと分析する。グループ全体の売上高は、同2%減の14億3000万ドル(1444億3000万円)だった。

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