9日(現地時間)夜にミズーリ州で行われたアメリカ大統領選挙に向けたテレビ討論で、共和党候補ドナルド・トランプの妻のメラニア夫人が着ていたフューシャピンクのボウタイブラウスは、「グッチ(GUCCI)」だった。
シルククレープのブラウスは、同ブランドの2016年プレ・フォール・コレクションで、ネッタポルテなどは1100ドル(約11万3000円)で販売中。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレはこのシーズン、モチーフにネコを多用したため“ネコちゃんのボウタイ付きシルクシャツ(Pussy-bow silk crepe de chine shirt)”という名前で売られている。
ところが、英語で「Pussy」には女性器の意味もあるため、アメリカでは「女性スキャンダルで揺れるドナルド・トランプの妻が、なぜ今、こんな名前の洋服を選んだのか?」との議論が勃発しているようだ。ただ、ドナルドのインスタグラムを見る限り、メラニアは以前からこのブラウスを愛用している様子。特に深い意味はなく、お気に入りの一着で亭主の晴れ舞台を見守っただけのようだ。
ちなみに、民主党候補のヒラリー・クリントンは、「ラルフ ローレン」の洋服を着用し、討論会に臨んでいた。