2016ミス・インターナショナルの各国代表70人は12日、「ミス・インターナショナル世界大会」の慈善活動の一環として、三越日本橋本店での買い物ツアーを体験した。
ミス・インターナショナルたちは、開店時の来店客の出迎えにはじまり、午後まで各フロアで買い物や日本文化を体験した。風呂敷包み体験では、ハンドバッグやワインバッグの作り方を学んだ。特選きものサロンでは着物の解説を受けた後、実際に着用。「すごくきれい」「こんなに美しいものが着られるなんて夢みたい」などと言いながら写真やビデオを撮り合っていた。自由時間には各自に配布された5000円商品券などを使用し、思い思いにショッピングを楽しんだ。子ども用の着物を購入したオーストラリア代表は「ベビーシッターをしている女の子が来月誕生日なのでプレゼントに」と話した。
ツアーの開催は今年で2回目。昨年は伊勢丹新宿店と三越銀座店で開催した。高遠千恵子インバウンド推進マネージャーは、「昨年は外国人が大好きな新宿、銀座という街で化粧品やファッション、日本食体験などを実施した。訪日外国人観光客の関心がコト消費に向いてきていることも踏まえ、今回は風呂敷包み体験など、日本橋本店らしく日本の文化に触れられるプログラムを組んだ」と話す。
日本代表の山形純奈さんは、「日本橋の三越に来たのは今回が初めて。いろいろな体験ができて面白かった。今日はルームメイトの韓国代表の子に招き猫の置物をプレゼントした。店頭に並んでいるものをみんなに解説したかったが分からないことも多く、もっと自国の文化について理解を深めなければと感じた」と話した。