文化学園は10月11日、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミー、ラ・カンブル国立美術学校の2校と学術交流を行うための調印式を行った。日本とベルギーの友好150周年を記念し来日中のベルギー王妃陛下が臨席の元、大沼淳・文化学園大学理事長とモーリン・デ・クラーク=アントワープ王立芸術アカデミー講師、カロリン・ミロップ=ラ・カンブル国立美術学校ディレクターが覚書に調印した。文化学園は今後、ベルギーの両校と学術に関する情報や資料、書誌の相互利用、学部および研究員の交流、研究、学術会議、短期教育並びに研修プログラムにおける協力など、クリエイティブ面での交流を図る。式には、栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問やネレ・ベルンハイム=ラ・カンブル国立美術学校ファッション講師、高木陽子・文化学園大学大学院生活環境学研究科教授なども出席した。
文化学園が経営する文化服装学院は「ファッショニスタドットコム」が発表する「世界のファッションスクール トップ50」で7位にランクインしている。現在、グループ在籍者は約7000人、卒業生は30万人を超える。