ビームスは、同社のノウハウとアイデアを提供するライセンス事業「ビームス デザイン」のロゴマークを変更し、ビジネスモデルを拡大する。同事業は2010年に始動し、企業キャンペーンのノベルティー製作やデザイン監修などを行ってきた。16年度には、花王のスキンケアブランド「ビオレ」、ユニリーバ・ジャパンの「AXE」と協業し、パッケージの開発およびノベルティーの製作を行った。17年春以降は、タオルメーカーの一広(愛媛県今治市)と共同開発したタオル製品の販売をスタートする。ボーダーやドット、バンダナ柄など、20~30代の男女とファミリー層に向けたラインアップで、百貨店や通販、タオル美術館グループ直営店で販売予定だ。
ビームスは、新宿の「ビームス ジャパン」を拠点に、自治体と協業したブランディング施策も行っており、9月には第1弾として神戸市とコラボした。今後物販以外にも、ノウハウ提供の事業にも力を入れていきたい考えだ。