「リーバイス メイド&クラフテッド」は10月20日、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(以下、オフ-ホワイト)」とコラボしたユニセックスのカプセル・コレクションを発売した。日本での販路は東京・青山にある「オフ-ホワイト」のショップと、富山と福岡、大分にあるセレクトショップの計4店舗のみで、価格帯は7万~19万円。ヴァージル・アブロー=クリエイティブ・ディレクター(以下、ヴァージル)がリーバイスのデザイン研究所「ユーレカ・イノベイション・ラボ」に出向き、リーバイスのルーツを学んだ上で製作したコレクションで、ブランドを代表する"501"をベースに、ヴァージルがリメイクやペイントなどを施した。
コラボに関してヴァージルは、「デニムのDNAであり、生みの親とも言える『リーバイス』がもともと大好きだった。彼らはほかのどんなブランドよりも長い歴史とこだわりを持っているし、『コカコーラ』やタバコの『マールボロ』のような普遍的な存在だと思う」とコメント。コレクションについては、「一目で『オフ-ホワイト×リーバイス』とわかるようなアイテムを作りたかった。センターにファスナーをあしらったり、編み込みのディテールを採用したりすることで、ユニークに仕上げることができた。また『ユーレカ・イノベイション・ラボ』に出向いたことで、ジーンズがなぜこんなにクールでスタンダードな存在になったのか知ることができ、コレクションを作る上でのカギになったよ」と語った。
また今回のカプセル・コレクションを指揮したジョナサン・チャン=リーバイス グローバルデザインヘッドは、「未来を指し示す存在として、若者の声には常に耳を傾けていたいと考える中で、ヴァージルのことは気にかけていた。彼が『リーバイス』のデザインやカルチャーに深い理解を示してくれたことで実現したコラボだ。互いのDNAを合致させることをコンセプトに掲げたが、ピースを見れば両者が個性を引き立てあっているとわかるだろう。ヴァージルとわれわれには共通点が多い。まず『リーバイス』も『オフ-ホワイト』も、NYのファッション・エディターから香港のスニーカーヘッズ、日本のストリートの若者まで、さまざまなファンを獲得している。今回のコラボにおいても、ヴァージルと音楽や旅、アート、建築、歴史など、さまざまな話をする中で、自然にシナジーが生まれたと感じている」と語った。
■「リーバイス」×「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」コラボコレクション販売店舗
“サムシング&アソシエイツ” c/o オフ-ホワイト東京
東京都港区南青山5丁目2-13 R2 B棟 地下1階
グリーンルーム
富山県富山市総曲輪3-2-15
フロント
福岡県福岡市中央区今泉1-13-17
クロマニヨン
大分県大分市府内町3-7-29