ギャップジャパンは、日本の労働環境に着目し、多様な働き方のニーズが高まっていることを受けて、より働きやすい環境作りのサポートを目的にした“デニム フライデー(DENIM FRIDAY)”を開始した。毎週金曜日にデニムを取り入れたエフォートレスなオフィスカジュアルを提案するもので、10月から英会話スクールの運営などを行う全研本社など提携企業と連携をスタートした。同プロジェクトの提携企業は随時募集しており、同社によると、必ずしも「ギャップ」のデニムを取り入れる必要はないという。
第三者機関の「オフィスのドレスコードの意識・実態調査」では、「カジュアル化の流れについてどう評価するか」について、8割が「いい取り組みだと思う」と評価した一方で、その内の4割は「実際に自分は取り入れていない」という結果が出ており、「取り入れたいができていない」という結果が判明した。そして、「デニム勤務に賛成か」という質問に対し「デニムは動きやすいから」(57%)「デニムは着心地がいいから」(32%)「デニムによってオフィスファッションのバリエーションが広がるから」(約26%)といったデニム着用への賛成意見が多数あった。
また同社は、“デニム フライデー”導入企業から数社を選定し、カジュアルスタイルで勤務する時にメンタル面と業務効率面がどのように変化するのかを、脳波テストやアンケートによって解析し、11月に公表する予定だ。