伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージで11月9〜15日まで、「バラバラ ラバーズ. マルニ コレクション ウィズ ミナ ペルホネン(BARABARA LOVERS. MARUNI COLLECTION WITH MINA PERHONEN)」がスタートする。これは、広島の家具メーカーであるマルニ木工(MARUNI)が「ミナペルホネン(MINA PERHONEN)」とコラボでスタートした特別展「ふしとカケラ」の第3弾。これは、大量生産社会で均一した仕上がりが求められるため、日の目を見ることがなかった家具の木目や生地の端材に注目し、それらを個性的な美ととらえたプロジェクトで2013年にスタートした。マルニ木工の節のある“ヒロシマ”アームチェアに、「ミナ ペルホネン」の余り布のかけらをパッチワークした座面を組み合わせた特別アイテムを制作し、話題に。
第3弾の今回は、「ふしとカケラ」アームチェアに5色の限定カラーバージョンが登場。今年のミラノサローネで発表されたデンマーク発テキスタイルブランド「クヴァドラ(KVADRAT)」と皆川がコラボした新作テキスタイルをパッチワークし、マルニ木工の“ラウンディッシュ”ソファに施したものも加わった。
今回のパッチワークはテーマに因んでバラの花をモチーフにしており、4パターンを素材や色に合わせて展開している。アームチェアはオークやウォルナット素材のほか、ビーチ材のブルー、ライトグリーン、モスグリーン、グレー、ブラウン5色が加わった。価格は13万4000~16万1000円。オットマンからスリーシーターまであるソファの価格は8万2000~58万円(受注生産)。小物のバッグもあり、価格は2万2000と3万円。