イタリア・チェゼーナ発のバッグブランド「ガブス(GABS)」は11月16日、日本初の直営店を東京・銀座にオープンする(東京都中央区銀座4-8-14)。店舗面積は33平方メートル。鮮やかな黄色と水色を基調にした店内には、カラフルなレザーやオリジナルプリントをのせたPVCのバッグと小物をそろえる。アイコンはスナップボタンの留め外しやファスナーの開閉で形を変えられるバッグだ。価格帯はレザーバッグが2万5000〜7万3000円、PVCのバッグが2万〜3万円。生産はすべてイタリアで行っている。
オープンに合わせ来日したフランコ・ガブリエッリ(Franco Gabbrielli)=オーナー兼デザイナーは、「“世界の中心地”とも言える銀座に店を作ることができてうれしい。店舗丸ごと『ガブス』なのは、今は世界中でここだけ。ぜひブランドの世界観を味わってほしい」と話した。来年にはミラノにも路面店を出店予定だ。
「ガブス」は2000年に設立。05年にバッグメーカーのカンポマッジ&カテリーナ・ルッキと合併し、グローバルにビジネスを拡大してきた。現在世界36カ国で販売されており、日本では神戸とイタリアに拠点を置くべネレが輸入販売を行っている。