「働く女性にスーツは必要?」これがWWDジャパン11月28日号のテーマです。そして私たちの答えはイエスです。2016年は小池都知事やクリントン候補など女性リーダーの活躍が目立った一年でした。日本でも今後ますます女性リーダーが増えることが予想されます。彼女たちに業界としてどういうファッションを提案していくべきか、そんな問いからこの企画は始まりました。
8ページに渡る特集では、女性リーダーにスーツが必要な理由をさまざまな観点から掘り下げています。女性活躍推進法の制定など社会的など側面や、そこのマーケットに向けていち早く動き始めた企業の反応、現場でリーダーとして活躍する女性たちの服装観など。特にアパレル業界外ではジャケットが必要な場面も多く、業界としてそのニーズに応えきれていない現状が見えてきます。WWDオススメの東京ブランドのジャケットも必見です。
ニュース面では、9月にオープンしたバーニーズ ニューヨーク六本木店についてバーニーズ ジャパンの髙橋幸智社長にインタビュー。開発プロセスや今後の成長戦略のキーとなる3つのポイントについて聞きました。また、注目度がますます高まるインフルエンサー事業について、登録インフルエンサー約1万8000人、利用企業数400社を超えるサービス「スピリット」を運営するリデルに取材。その事業モデルをひも解きます。
椅子連載では映画「アメリ」にも登場した“Aチェア”にフォーカス。eyeでは「エトロ」や「サルヴァトーレ フェラガモ」のイベントの様子を来場者スナップとともにお届けします。「ファッションパトロール」では、美人PR御用達の大衆酒場をご紹介。おでんと生ビールなど1000円前後で楽しめる都内各地のおすすめ“せんべろ”メニューを5人のPRに聞きました。ぐっと冷え込むこの時期に、お財布に優しい酒場で身と心を癒しては?
特別付録は、10月末から11月初旬にかけて都内各所で行われたデザインウィーク特集。今年は、インテリアとアートの関連性を強く感じさせる提案が続々登場しました。特に注目の「カッシーナ・イクスシー」や「マジス」は、インスタレーションを手掛けたデザイナー本人にもインタビューしています。単なるプロダクトとしてではなく、アートを通して広がるインテリアの可能性に注目です。