ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業の11月度は、既存店の売上高が前年同月比7.3%増と4カ月ぶりのプラスになった。昨年に比べて日曜日が1日少なかったものの、昨年4日間だった「ユニクロ感謝祭」を7日間に延ばしたこともプラスに働いた。気温も低く推移したため、ヒートテック、カシミヤセーター、ダウンジャケットなど冬物が活発に動いた。関東などでの降雪と「ユニクロ感謝祭」が重なったため、値ごろになった防寒衣料を求める客が押し寄せた。客数は同4.1%増、客単価は3.0%増だった。
【関連記事】
「ユニクロ」10月度売上高は微減 客数増も冬物の需要低く
「ユニクロ」9月度売上高は3%マイナス 客数増も客単価が5%減
ユニクロの8月既存店売上高 微減で踏み止まる