博多阪急は、2階フロアを全面改装し、テーマゾーン「メンズクリエーターズ」を3月3日オープンする。売り場面積430平方メートルに「オム プリッセ イッセイミヤケ」「ヨウジヤマモト」「Y-3」「サタデーズ ニューヨークシティ」「ネイバーフッド」「ディーゼル」「ヴィヴィアン・ウエストウッドマン」の7ブランドが入る。6階の既存のメンズ売り場では対応できなかった品ぞろえを強化し、九州全域からインバウンドも含めた広域客の集客力を高める。
2011年3月の開業以来、同店の2階は若い女性を対象にしたテーマゾーン「ハカタシスターズ」として営業してきた。同店では昨年春にも「ハカタシスターズ」だったM3階を時計売り場に刷新。「ハカタシスターズ」は3階に集約する。同店広報は「(博多阪急がある)博多駅周辺は昨年春にキッテ博多や博多マルイが開業し、来街者数は増えているが、ウィメンズファッションは飽和状態。また女性のお客さまの服の選び方が年齢軸ではなく嗜好性に変化している。一方でメンズファッションでは欠落領域があり、ここのマーケットへの提案力を強めることにした」と説明する。
既存の6階メンズ売り場と合わせて、メンズファッションの17年度の売上高を前年度比10%伸ばす考えだ。