バラク・オバマ(Barack Obama)前米国大統領の任期が終了し、ミシェル(Michelle)夫人も大統領夫人としての任務を終えた。価格帯やデザイナーのキャリアに関係なくさまざまなアメリカブランドを着用してきたミシェル夫人は、アメリカのファッション業界にも大きな影響を与えた。「WWD」はそんな彼女のために、今まで衣装を手掛けてきたデザイナーに感謝の手紙を書いてもらった。
ジョセフ・アルチュザラ(Joseph Altuzarra)
ありがとう、ミシェル。あなたは全アメリカ国民にとって最高のロールモデルであり、パワフルな代弁者だった。あなたと会えなくなるなんてとても寂しい。
ジェイソン・ウー(Jason Wu)
親愛なるミシェル、あなたは僕だけでなく、この国で世に出ることを夢見ている全てのデザイナーたちに素晴らしい支援をしてくれた。あなたは僕のミューズだったし、僕はあなたが築き上げた驚くべきレガシーの中で小さな役割を果たせたことを誇りに思っている。
僕は自分のアメリカンドリームを達成できたと誇りをもって宣言できる。
ジョージナ・チャップマン(Georgina Chapman)&カレン・クレイグ(Keren Craig)/「マルケッサ(MARCHESA)」
この8年にわたって、あなたはファーストレディーとして強さと信頼、そしてその地位にふさわしい振る舞いを国民に示してきた。あなたが成し遂げた私利私欲にとらわれない他の規範となるべき業績と、あなたの影響力は決して忘れられることがないだろう!あなたが「マルケッサ」を身に着けてれくれたことを、私たちはデザイナーとして、非常に名誉に思っている。公式晩餐会から祝賀会まで、この上なく優雅で気品に溢れたあなたの姿を私たちは心の底から称賛してきた。
あなたがしてくれた全てのことに感謝している。あなたは消えることのないレガシーを残してくれた。次にあなたに会える日のことを思うと、期待で胸が震える思いよ。本当にありがとう!
プラバル・グルン(Prabal Gurung)
親愛なるオバマ夫人
あなたの優雅で気品のある振る舞い、知性と誠実さ、それら全てにありがとうと言いたい。あなたは皆の憧れで、元気をくれた。あなたの人生の一部になれたことを感謝している。4年後には米国初の女性大統領としてのあなたに会えるだろう。